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産業廃棄物最終処分場建設計画に関する委員長所見 ④地域の社会環境に与える影響について

(1)輪島市のストックとの関連について

 上記のことをふまえれば、産業廃棄物最終処分場は、輪島市がこれまでに積み上げてきた自然的・歴史的・文化的・社会的等のストックのコンテキスト(文脈、脈絡)にふさわしくない。たとえ処分場建設が経済的等のメリットをもたらすとしても、輪島市は今後積み上げていくストックのコンテキストを転換することになる。

 コンテキストの転換それ自体は一概に否定されるべきものではない。しかし、転換には住民合意が必要であるが、それは未形成といわざるをえない。

(2)処分場の「社会的敵地」となる危険性について

 前項とも関わるが、本計画の受け入れによって、地理的・地形的・地質的等の条件に加え、社会的・政治的条件からも輪島市が産廃最終処分場適地とみなされ、つぎつぎと建設計画がもちあがる危険性を否定できない。

 実際、ひとつの処分場が建設されると、それにつづいていくつもの処分場がつくられた事例はめずらしくない。

(続く)

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